蕎麦と酒と/お酒はお好きですか?
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作成日時 : 2008/06/05 17:14
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お酒が好きか? と問われれば、「まぁ、好きなほう」と私は答えています。しかし、妻にいわせればただの「飲んだくれ」だそうで今現在は、店を持たない「無頼派蕎麦職人」(なんかかっこいい!)としては、甚だ肩身の狭い想いで酒を頂いている日々であります。蕎麦を頂く前に飲むお酒。これがまた、おいしいんだな。さて、皆さんは蕎麦前にどんなお酒がお好みですか?
赤坂見附で店を営んでいた頃は、そばの料理といっしょにお酒がおいしく飲める店を目指していたので日本酒、焼酎、ワインにビールとも数多くの種類を揃えておりました。
酒類に詳しいO君が仕入れを担当していて、味の方も細かく吟味してくれていました。
このO君がいてくれたお陰で、酒というと見境無く飲んでしまう性分の私は本当に助かりました。
蘊蓄に強く実は酒には弱いO君からお許しが出ると、蘊蓄が無く実はアルコールリミッターが鈍い私もお味見をさせて頂いておりました。このお味見、なぜか? なぜなのか? ちょくちょくと度を過ぎてしまいまして、O君の低音の声で「ちょっと飲み過ぎじゃないですか」と叱られる事も度々ありました。
その店は今は残念ながら無いのですが、こんな雰囲気の店。赤坂永山です。
赤坂見附の交差点を見下ろす夜景のきれいな店でした。
この店をやっている頃、自宅の店を改装中でその間を利用して研修に来られていたのがSさんです。Sさんの店は田園都市線のつきみ野駅近くにあります。
店名は『ほりのうち』。
Sさんは新潟の出身。日本酒は新潟のお酒が数種あり酒肴も豊富。
カウンターがあり、女性客が一人でお好みの天ぷらをつまみながらお酒を飲んでいたりするのを見るととても粋な感じがします。
家の近くにこんな店があれば幸せです。何といっても価格設定がお手頃です。
自慢の漬け物。本当においしくてこれで二合はいけちゃいます。
イカの沖漬けに鴨の陶版焼きでまた二合。
そして最後の〆に蕎麦ですね。この店は出身地の魚沼産の米を少量づつ精米しているのでご飯がおいしい。
そば粉は店内で挽いています。
さて、こうして書いているうちに、何か大切な物が抜けているような気がしてきました。考えてみたら、肝心のお酒の写真が無いのです。でも、一升瓶を何本も抱え込んで飲んでいるわけじゃないのだし、お酒を飲んでいる最中は当然の事ながら、酔っぱらっているのだからまぁいたしかたないでしょうという事にしてあきらめましょう。
こんな時、我がO君なら酒のラベルを携帯のカメラで撮り、産地と酒米をメモして舐めるように転がすように舌先で味わうのか(どうかは知りませんが)と思うと我が身のこと酒に関しての節操の無さも、なんとなく気楽な気分。
李白は一斗、詩百編、長安市上、酒家に眠る。
あ〜、それにしてもよく飲んだな。
『無頼派職人、蕎麦打ち忘れ酒を飲み』か。 知らないよ、知らないよ!
これで今日もまた、「名人」の「名」が遠ざかって行くのです…
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